バブル後入社であまり贅沢し慣れておらず,チケット手配も普通ネットだろうという一般リーマンが,そろそろいい年になってきたので作れるようになった上級カードをどう使っていくのがいいか,身の丈にあった利用方法や少し背伸びした使い方を試行錯誤してみるブログです.

2011/07/30

新生ゴールドカード VISA/JCB がアプラスより新規発行

かつてメインバンクにしていた新生銀行.一体型にできない上に特にメリットも微妙というイマイチラインアップだったところに,新たなカードが登場.

これまでは会費無料カードのパワースタンダード,年会費3,000円で還元率が最大1%(50万以上利用)のパワープレステージ,プロパーと違いがよくわからない(年会費も同じ)アメックスのグリーンとゴールド,という4ラインアップだったところ,前の2つを廃止してパワースタンダードのかわりに新生ゴールドカードVISA/JCBを年会費5,250円で,パワースタンダードを新生カードVISAとして年会費630円で発行するというニュース.



発行会社は新生銀行グループのアプラス.カードの主要サービスとしてはプレスリリースによると,「年間利用金額の最大1.0%のキャッシュバックに加え,国際線手荷物無料サービス,国内主要空港ラウンジや会員専用デスクの利用,最大5,000万円の旅行障害保険(国内・国外)の付帯など,質の高いサービス」とある.

要は安目のゴールドカードに1%還元つき(航空マイルへは交換できないが)というわりとありがちなやつですな.まぁ,別にゴールド以上のカードを持っていたら不要かと.国際線手荷物無料サービスに稀少価値があるかも.まぁ,自腹で払ってもたかだか数千円なわけで,わざわざカードで手当する必要もないかな.新生銀行のほうの上位メンバと連携した何かがあれば検討する価値もあるのだけれども,今のところ発表なし.

なお,確か昔は新生一体型カード出してたよなぁ,と調べてみたところ,2000年頃の広報誌の最後のページに新生カード(一体型)の記載を発見.なんでなくなったんでしょう.

2011/07/29

シティリワードカード,シティリワードワールドカードの委託先等追加情報

シティリワードカード,シティリワードワールドカードの概要ついては先日の記事を参照してもらうとして,委託先情報について問い合わせた方が.kouのクレジットカードあれこれブログの情報によると,コンシェルジュはなし,委託先はベネフィット・ワンな模様.なるほどオフィシャルページのこのあたりに記載が.

第1条 定義
「MasterCard Taste of Premium」とは、マスターカードが、株式会社ベネフィット・ワン(以下「ベネフィット・ワン」といいます。)に委託する、各会員に対して、MasterCard プレミアム・カードの会員向けサービスとして提供・運営するサービスをいいます。

ということは,ダイナースやシティセレクトVISAプラチナとはあまりサービスが重複しないということでますます魅力が.ダイナース+シティセレクトVISAプラチナだと,たとえば2名以上で1名無料のサービス(ダイナースだとエグゼクティブダイニング,VISAプラチナだとシティダイニングセレクション)が受けられるレストランが丸被りだったりするのが,マスターカードのほうを見ると確かに顔ぶれが違っている.どうもマスターカードのものと三井住友のVISAプラチナのものは重複しているらしいという話もあるので,こちらは委託先が同じなのかもしれない.三井住友VISAプラチナの優待(プラチナグルメクーポン)は一覧を見つけられなかったので未確認.

ただ,このサービス目当てだとワールドにする必要性はなく,一般カード(シティリワードカード)のほうで十分なんだよなぁ.

2011/07/25

シティから新マスターカード登場 シティリワードカード・シティリワードワールドカード

かつては「三井住友VISAカード♪」のCMでお馴染み三井住友がかついだVISAに対して,Masterはなんとなくマイナーブランドのイメージが強かったが,ここのところ日本向けの売り込みに本家が動いているのかTV CM等の露出が増えている.「お金で買えない価値がある」というやつ.あとは最近だと,三井住友VISAプラチナカード向けのおまけマスターカードが正式にマスタープラチナカードとして発行される,という話があるようで.他にもSBIワールドカードポルシェワールドマスターカードなんてのがここ最近立て続けに日本市場に投入されている.そんな中,シティカードジャパンから表記のシティリワードカードシティリワードワールドカードの2種類が新たにラインナップされた.

特徴的な機能としては,シティリワードカードなら,土日3倍,海外2倍,リボ3倍,シテリワードワールドカードなら,土日3倍,平日2倍,海外3倍,リボ3倍.シティのポイントは還元率が悪く,amazon や楽天等の比較的換金性がいいポイントに変換しても,0.4%.ダイナースカードがあればそちらに交換して0.42%.ボーナス分が移行できるかどうかは不明.ここに対して倍率がかかるので,最大1.26%ぐらいは稼げる計算に.ただ,リボはキャッシュバックカードの記事にも書いたように,初回手数料が必ずかかるようなので現在の年率12%の手数料なら1%マイナスになる計算になり,ほぼボーナス分は吹っ飛ぶ計算に.このへんの計算例みても,やはり最初に一括で購入したものに対する手数料がかかるようなので,実質一括で手数料をゼロにすることはできないようだ.高還元カードとして見るなら,シティリワードワールドカードのほうがキャッシュバックカードよりもお勧めかもしれない.キャッシュバック上限,還元率条件とも曜日制限を除けばないようだし.

ところで本カードにはシティカードジャパンの公式ページからは読み取りにくい大きなメリットが隠されている.それは,マスターカードとしての標準サービスだ.詳しくはマスターカードジャパンのウェブサイトに掲載されているが,どうやらシティリワードカードはマスターカードのチタン(ゴールドの上でプラチナの下)に相当し,シティリワードワールドカードは,ワールド(国内発行では最上位)に相当するとある.チタン・ワールドの発行会社にそれぞれシティーカードジャパンの記載があることからも間違いないだろう.

2011/07/23

シティ キャッシュバックカード登場

すっかり話題に乗り遅れてしまったが,7/15にシティカードジャパンからシティ キャッシュバックカードシティ リワードカードシティ リワード ワールド カードの3カードの新規発行アナウンスが.公式情報はシティーカードジャパンのウェブサイトを見てもらうとして,ポイントは2つ.マスターカードの上位ラインアップがかなり安い年会費で出たということ,キャッシュバックというポイントサービスの絞り込みによるカードが流行りつつあるというあたり.


まずはキャッシュバックカードから.私自身はマイラーなので今のところキャッシュバックに関してはよっぽどのことがないと食指が動かない(作る時は多分SFCを解約する時)ということもあり,作る理由より作らない理由を探してしまう.

で,このカードの場合はリボを駆使して最大還元率の3%(通常利用では1.75%が上限)まで持って行っても最大還元金額は3万円ということは100万円までしか使えないカードか,というあたりが作らない理由になる.また,シティカードのリボは繰上げ返済しても1ヶ月弱分の手数料の支払いは必要のようなので(裏技はあるのかもしれないが),これだけで1%弱ぐらいは軽く飛んでしまう計算に.

そもそも論として,本カードのターゲットは「たまったポイントを確認して商品を選び、申請手続きをするという煩わしさを嫌う20~30代が狙い」(引用 from: 日経新聞: 「カードのポイント,広がる現金還元」)ということのようだ.なるほど,ポイント・マイルマニアは対象外ということらしい.

2011/07/14

ヒルトンプレミアムクラブジャパンの半額キャンペーン

さて,最近あまり触れていないホテルプログラムのお話.既に終了してしまっているキャンペーンの話で申し訳ないが,締切日当日に気付いてバタバタと手配した話なのでご勘弁を.

以前の記事で紹介したように,これまで使ったことがあるFSP(Frequent Stayers Program)はPCR(Priority Club Rewards)SPG(Starwood Preferred Guest).PCRはちょっと贅沢すれば泊まれないこともないホテルがANAとの提携以降それなりにラインナップされているので,ちょっと頑張ってキャンペーンコードとポイント購入までして去年はプラチナメンバーまで持っていったが,それ以降ホテル宿泊のチャンスにはあまり恵まれず今年はゴールドまで落ちてしまった.SPGはSFC経由できたお試しプラチナの案内に去年乗って数泊したぐらい.こちらは今年はノーマルに落ちている.国内に泊まる気になるホテルがない(高くて……)からなぁ.

で,今回紹介するのはヒルトンホテルの会員プログラム,ヒルトンHオナーズヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパン

なぜにふたつあるかというと,前者がグルーバルプログラムで,後者が国内オンリープログラム.しかも後者ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパンに至っては,年間25,000円の有料プログラムだったりする.が,結構頻繁に入会キャンペーンをやっていて,今回はANAのブロンズ以上向けの年会費1年無料プログラムを使った.で,おめあては「ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパン会員限定 日本国内のヒルトン7軒とコンラッド東京にて、朝食付き料金が50%OFF!」というやつ.予約期間が2011年6月15日(水)より7月10日(日),宿泊期間が2011年6月15日(水)より12月30日(金)ということで既に終了してる.7/10に気付いて,あわててヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパンに登録,さいわいすぐにIDとPasswordが発行されたのでそのまま予約とあいなった.



コンラッド東京1泊2名エグゼクティブで27,500円とちょっと贅沢だが,夏休みに高級ホテルのプールでまったりというのが今回のテーマなのでちょっと張り込んでしまいました.最安だと19,750円から出ていた模様.たまにはこういうのもいいよね.

東京近郊のホテル戦争については,こちらの本が新しいホテルが参入してくる直前の業界模様を描いていて,なかなか面白かった.最近はリーマンショック,東日本大震災と当初見込んでいたであろう外資系金融等の外国人需要が急激に落ち込んでいてなかなか厳しい状況になっている筈なので,そのあたりも入れた分析も読んでみたいところ.

2011/07/09

Diners Club Card 到着

アクティベートには本人確認書類等の送付が必要なので,実際に使えるようになるにはあと1週間ぐらいかかる模様だが,とりあえずカードは到着.本カード,家族カード,ビジネスアカウントカードの3枚.


磁気ストライプ部分がホログラムになっているのは恰好良いね.一部で評判が悪い右上のcitiロゴは今年4月からの変更だそうな.


2011/07/07

株主優待で書籍を注文

角川グループホールディングスの株主優待で普段読まないような本を数冊ピックアップしてみる.株式投資は2000年の手数料自由化直後に多少突っこんで,その後ベンチャーバブルがはじけたころ(livedoor事件とか)からほとんど手つかずで放りっぱなしだったりする.そろそろ資産全体に占める割合が低くなりすぎてる気もするので,多少投信あたりに動かそうかな.どうも損切りができない体質らしく,損失を確定できずにいるのはわれながら情けない.


2011/07/04

海外通販等での決裁

Paypal vs. Google Check みたいな小規模決裁の戦場もある一方で,やはりクレジットカードが使えないとどうしようもないサイトもまだ結構あったり.で,先日まで知らなかったのだが,ジャパンネット銀行がカード番号をサイト毎に発行できるVISAデビット(ワンタイムデビット)なんてものを作っているようで,これは一回きりの使い捨てカード番号を発行するという,なかなか便利そうなサービス.当然不届きな利用もあるようで,サイトによってはこの番号が使えないところもあるようではあるが.
もともとVISAデビットは信用情報的にクレジットカードが持ちにくい人のための決裁手段として国内では普及してきた経緯があるが,その場で直接銀行口座から落とすというメリットを利用したこういう試みは面白い.通販サイト側ではカード番号をもらえばいつでも決裁できるという常識が通じなくなるので,定期講読のようなサービスや,決裁から納期まで10日以上経つと無効になってしまう等の問題はあるが.
で,さらに今回はV-PreCaなるものが登場.こちらは先のVISAデビットが口座紐付け(JNB限定)だったのに対し,プリペイドで3000円~3万円のクレジットカード番号を購入する形.一般のVISA/Masterで決裁できるので,ライフ提供であるが特にライフカードに紐付ける必要はない.数パーセントの手数料と,3ヶ月以上使わなかった場合に125円の維持費が発生する点が難点.残高は次のプリカに移行できるようだ.
インターネット通販黎明期にこの手のカードは結構あったような気がしていたのだが,今調べてみたら保証が厚い,限度額が低いカード,ってことだけだったようだ(三井住友VISAバーチャルカードOrico Virtual Card,等).通常カードの付帯サービスで一時番号をどんどん生成できるようにしちゃえばいいのに.

2011/07/03

ノキアが日本から「再」撤退

VERTUブランドで展開していた高級ラグジュアリーモバイルからの撤退ということで,まぁ庶民にはほとんど影響はないわけですが,いわゆるコンシュルジュサービス付き電話が日本に根付かなかったということで取り上げてみました.


ちなみに電話機本体が67万~600万,月の会費は5万2500円.通信料が含まれるとはいえ,コンシュルジュだけでこの値段だとすると本ブログでも取り上げた相場からすると結構高いなぁと.

結局どのくらい,どの層の利用者をつかめていたのかは気になる.いや,もともとどの層を狙っていたのだろうか.芸能人とか?それなら普通に秘書とかマネージャがいるだろうしねぇ.携帯は持ちたがらないけどアクセサリーとしては持ってもいいかなという層?

2011/07/09加筆: 思い入れたっぷりのVERTU語りを見つけたので貼っておきます.成功者の証としてのモノというのは時計等に通ずるものがあるのかも.日本だと若い成功者=成り上がり,と見られる文化があるので,下手にこの手のものを持っても成金根性に見られてしまうのかも.前述したように,年寄の成功者(エスタブリッシュ)は携帯自体持たないことで成功をアピールする面もありそうだし.

2011/07/01

Diners Club Card 審査結果

先日申し込んだDiners Club Cardの審査結果メールが.

この度はダイナースクラブカードにお申し込みいただき、誠にありがとうございました。ご入会の手続きが整いましたので、ここにお知らせします。本メールを受領されてから最短翌営業日中に(ANAダイナースカードは最短4営業日後)、ダイナースクラブカードを発送させていただきます。
ということで無事審査通過.在籍確認の電話は会社には来なかった模様.土日を挟まず午後に申請して2日後の朝一に回答が来たので,およそ45時間審査ということに.

まぁ,今更ですが初ダイナースということで少し使い込んでみますかね.まずはキャンペーン条件のクリアと,それらのマイル移行計画を練らねば.
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