一昔前までは,だいたい年会費が5万円程度のものが多く,招待のみで申し込みも直接は受け付けてないものがほとんどであったが,ここ数年総量規制等の影響もあるのか団塊Jr.を狙ってのことなのか3万円台のカードや申込制のカードが増えてきている.以下に主なものとその年会費を列挙する.
- Diners Club Premium Card 105,000
- AMEX Platinum Card 105,000
- 三井住友VISA Platinum Card 52,500
- JCB THE CLASS 52,500
- シティセレクトVISAプラチナカード 36,750
- SBIプラチナカード 31,500
- SAISON Platinum AMEX Card 21,000
- SAISON Platinum Business AMEX Card 21,000
- MUFG Platinum AMEX Card 21,000
5万円ぐらいがボリュームゾーンだったものが3万円台に落ちてきてるという状況がわかるだろうか.あとはAMEX提携系に至っては2万円台となかなかお手軽価格だ.ゴールド系サービスに加え,コンシェルジュ,空港ラウンジ,誕生日プレゼント,ポイント優遇・キャッシュバックあたりが特徴的なサービスで,やはりある程度値段に応じて削られているサービスがある.
私自身はANAマイル(の還元率)至上主義なので決裁はできるだけANAカードに集約しているが,プラチナのコンシェルジュサービスにも興味がある&メインのANAカードがJCBで,海外等でたまに使えないことがあるのでそれを補う意味でもどれか1枚作ってみようかなぁ,とここ数ヶ月逡巡していたところだった.
ちなみにスマートフォンでどこでもインターネット検索できる環境を持ってる近頃の若い者に,ほんとうにコンシェルジュサービスが必要なのかというと結構疑問だったりする.これまでの年寄向けのコンシェルジュサービスは,そういう細かいことが苦手な年寄向けに情報機器を駆使して様々な情報を与えてくれるのが大きな強みだった側面はあるだろう.もちろん普通だとアクセスできない老舗へのアクセスなんかも多少はあったかもしれないし,海外で言語の壁があるような場合にはありがたいだろう.
個人的には,いくつかの店に実際に電話をかけて確かめる必要があるようなタイプの手配は割と苦手なので,そのへんがカバーできるとありがたいかもしれない.いずれにせよ,プラチナカードはそろそろデジタルネイティブとまでは言わなくても,それなりにインターネットに熟練した層が持ち初めているのだから,サービス側もそれに併せた意識改革は必要だろう.そういう中,メールやウェブから問い合わせができるようなコンシェルジュも増えているようで,今後に期待したい.
いつも貴重な情報ありがとうございます
返信削除サービスの内容が旧態前で進歩が少ない分野になりつつあります
当方もcitiなど考えましたが個性に欠けます
ユーザーサイドの意見を積極的に取り入れて欲しいものです