バブル後入社であまり贅沢し慣れておらず,チケット手配も普通ネットだろうという一般リーマンが,そろそろいい年になってきたので作れるようになった上級カードをどう使っていくのがいいか,身の丈にあった利用方法や少し背伸びした使い方を試行錯誤してみるブログです.

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2013/09/29

はたグラ / チームワーク重視の20代、個人主義の40代 働くジェネレーションギャップ

リクナビNEXTが"はたらく"をキーワードとしたインフォグラフィックスの配信を始めた.本件はリクナビNEXTキャンペーン案件ではあるが,中身も面白かったので.ちなみにインフォグラフィックスというのは貼り付けたようにグラフや数字をわかりやすく画像等を使って表現したもので,単にエクセルで作成するだけではなくデザイナーとかを使える業界の人達が最近よく使っている.ニューヨークタイムズに至っては専任部隊なんかも抱えているらしい.いやぁ,そういうところに予算振りむけられるところはうらやましい.



愚痴はさておき,「チームワーク重視の20代、個人主義の40代」という切り口はなかなか面白い.ブログを見ている方にはお気づきの通り,40代で20代の部下を複数抱えている今日この頃であり,テーマは非常に気になるところ.今のところ世代間ギャップがどうのこうの,というのは下よりもむしろ上の世代に対して感じているところではあるが,さすがに50代の転職情報誌は成り立たないだろうからやむを得ないのだろう,とか言いつつそろそろ成立しそうな御時世ではあるが…….

2013/07/30

リアル30's “生きづらさ”を理解するために

リアル30's “生きづらさ”を理解するために.Kindle版がセールしていたので購入.毎日新聞(のサイト)での連載を何度か見て,身に詰まされる思いをしていたものの書籍化.ロスジェネ世代が読むといろいろと思うところがあるかと.あまり多くは語りたくないので,是非一読を.

2013/05/31

夏ボーナスの伸び率について検証

夏のボーナスはバブル期以来の伸び率になったらしい.といっても為替と株価は別として,実感としては春闘結果とかを見ても感じないよなぁ.
大手企業64社の平均妥結額(組合員1人あたりの加重平均)は前年比7・37%増の84万6376円と、率・額ともに2年ぶりにプラスに転じた。伸び率はバブル期の1990年以来、過去2番目の規模となった。
ということでこの文面だけ見てもいろいろと突っこみどころがあるが,とりあえず元データに当たってみることに.集計元は経団連ということで,データにはすぐに辿りつく.春季労使交渉/賞与・一時金 妥結状況というのが元データ.しかしながら,2002年までしかさかのぼれないというクソ仕様なのは…….検証できないじゃないか.

2013/03/24

二世帯住宅についての関心度調査レポート

NHKで「2世帯住宅は親の経済的支援で購入」というニュースが.まぁ,今の世代収入というか格差だとそうなるよなぁ,と.記事自体は20代を中心にまとめつつ平均所得の低下にスポットを当てている感じ.

2012/10/28

異動からようやく落ち着いてきたかと思いきや

ご無沙汰しまくっており申し訳ないと思う今日この頃.異動してから数ヶ月.とりあえず空いてる時間にゲシゲシ打合せを入れられて,物書き仕事がほとんど残業や時間外になってしまってなかなかブログを書く時間が取れずにいたり.



ようやくボチボチ業務範囲が見えてきたと思ったところで,大きな組織変更が発生.異動した別の管理職から放出された部下と業務を引き取ることになり,またてんやわんやしております.

唯一救いなのは,当該管理職はまだ近所にいるということで,いざという時にはすぐに尋ねることができるということか.もっとも,影響力が残るのが長期的にいいかどうかはまた別問題ではあったり.

実際当初引き受けた数人の部下は解散チームから引き取った連中で,残務処理しかない筈だったのがいつの間にかビッグプロジェクトに再び成長してしまい,そちらに稼働が取られまくっているという困った状況だったりもしていて…….

と,なんか愚痴っぽくなってきましたが,先日の記事にも書いたように,ぼちぼち買い漁った本の紹介でもはじめたいなと思ってますが,このブログ的にニーズがあるかどうかは微妙か?いやいや,同じ年代でそこそこ社会的信用がある(主に所属企業パワーで)層だと,同じところで苦しんでる人達もいる筈.ということでもう少し続けてみます.


2012/07/22

人事異動と管理職登用

入社以来はじめての職場変更になる異動となりまして,ちょっとバタバタしております.ちなみに新職場からは東京タワーが見えます.都会だすげー.



ちょっと本ブログっぽい(?)話もすると,私の勤務先は古いタイプの企業ということもあり,管理職登用のともなう人事異動ということでもあったり.

2012/06/16

部長と課長の賃金は別に下がり続けているわけではない

平均年収と年齢別人員構成(東京電力の例)について言及したが,こちらでは「管理職社員の基準内給与及び賞与の合計(以下、給与等)は年間平均で約895万円」となっていた.これは震災後の25%カットされた値だとすると,もともとは1200万円ぐらいか.世の中の水準はというと,どうも低下傾向にあるようで,「下がり続ける部長と課長の賃金」という記事が出ている.


元の資料は公益財団法人日本生産性本部による2011年度「能力・仕事別賃金実態調査」.「部長クラスの月例賃金は平均 54.8 万円、課長クラスは 42.2 万円。ともに本調査開始以来最低」となっている.


2012/06/05

昇進スピードの変化

「転職できる会社かどうか」に悩む就活学生の胸中というプレジデントの記事が.本題部分の「転職できる会社かどうか」については自分の手に技術をつけるつもりならともかく,そんな質問をする時点で能力ではなく会社の格に頼って転職しようとしてる気持がバレバレなので論外な気もする.



本題部分はさておき,気になったのは,

課長になるまで、なぜ平均20年以上かかるのか

という部分.以下引用.
本格的な管理職である課長になるまでに、最速者の平均が14年程度、一般的な平均が20年以上である。長期に雇用されることを前提としないと、そこまで待てないという若者も出てこよう。

2012/05/24

平均年収と年齢別人員構成(東京電力の例)

給料を比較するときに平均年収という尺度をよく用いる.一般的には税引き前の額面(手取りではなく)を指すことが多い.しかしながら,単純に平均してしまうと非正規雇用も含めてしまったり,逆に極端に高級取りの人を含めてしまったりで体感とは乖離したものになってしまうことが多い.特にババを引いた最近の40歳前後では年功部分が押さえられているのに対し,50歳台ではそれらが温存されたまま逃げ切る直前になっているため,高齢者比率が高い企業ほど平均給与が高いということになる.


年功温存組は前述したように年齢比例で増加する一方で,成果主義を導入した場合には昇格率が年収に影響する.7割は課長にさえなれませんを引くまでもなく,退職までに課長にすらなれないサラリーマンも今後は増えていくだろう.これは年齢構成の問題もあるが,大学進学率の問題もあり,かつては大量に高卒を取っていた企業では大卒はそれなりの地位にまでいけたが,ほとんどが大卒の今の企業ではなかなか難しいのは明白である.

2012/05/03

パラサイト中年300万人に,ってひどいラベリングだな

毎日新聞の記事より,パラサイト中年:300万人に 失業率は世代平均の倍.90年代に指摘された20~30台のパラサイトシングルのなれのはて,ということらしい.


ちなみにパラサイト・シングルの提唱者は中央大学の山田昌弘教授.各社社会(提唱者ではないようだ),婚活(白河桃子と共同提唱)等,言葉の選び方のセンスが優れているようだ.


2012/05/01

NTTデータの名を騙るTwitterアカウント

偽物アカウントが「偽物アカウントに注意」というプレスリリースをつぶやいて話題になっている.偽物に注意喚起するプレスリリース自体は特に珍しいものではないのが,たまたまこのプレスリリースが出る直前のニセモノ側のつぶやきを見ていたので,ご紹介.ちょっと興味深い前後関係だった.

NTTグループは今後若手の賃金をカットして65歳以上の再雇用費に充当する予定ですので御了承ください。 /【IT業界】就職人気企業ランキング 今年もNTTデータが首位 http://ow.ly/awCs3

【訂正】65歳以上の再雇用ではなく、60歳~65歳の再雇用の誤りでした。但し今後年金受給開始の変更に伴い再雇用期間を延ばす可能性はございます。 RT @nttdata_info: NTTグループは今後若手の賃金をカットして65歳以上の再雇用費に充当する予定ですので御了承ください。

2012/04/30

徒歩圏とは10分以内,なのか

「徒歩圏とは10分以内」 時代を映すアンケート結果に愕然という記事がちょっとした炎上の様相を呈している.


記事は不動産情報サイト事業者連絡協議会(RSC)のアンケート調査による,"「駅からの徒歩圏」は「10分まで」との回答が38.4%でもっとも多かった"という結果を報じるものだが,途中から大脱線して,"こらえ性のない虚弱体質の若者が激増"していて,"その幼児性をさらけ出している"と叩きまくっている."自らの賃金を考えれば検討の余地などないはずだ"と,そのとおりなんだが放っておいてくれと…….


2012/04/23

NTTの定年年齢引き上げに向けた給与制度の変更(案)

厚生年金の受給開始年齢引き上げを睨んだ給与制度変更のニュースがついに報じられた.普通に考えると公務員向けの制度改正がまずあって,それを受けて歴史が古く,高齢者を多く抱える大手企業から順に制度が入っていくのがセオリーなのだが,今回はなんと業界のガリバー,NTTからの導入の報となった.NTT、30代半ば以降の賃下げ計画 再雇用費に充当(朝日新聞).


2012/04/09

パナソニックの報酬減額

NECの件がひととおり結着した中,今度はパナソニックから給与減額の報が.



パナソニック 報酬減額検討へ」(NHK),「パナソニック、報酬カットへ…会長・社長は3割」(読売新聞).要約すると,次期会長(現社長),次期社長(現専務)の役員報酬を3割カット.その他の役員報酬も1~2割カット,課長級以上の管理職も5%以上カットを検討,とのこと.役員報酬の削減はリーマン・ショックによる業績の悪化を受けて実施した2009年2月以来,約3年5か月ぶり.


2012/03/16

NEC,春闘妥結後に労働条件の引き下げを提案

これはちょっとひどい.たまたまここ数回NECのリストラや春闘関連の記事を取り上げていたのだが,こんなことになるのを予想していた,というわけでは特にない.典型的な日本の大手企業だと思っていたが,こんな悪い意味での先走りを見せるとは思っていなかった.


2012/03/15

2012春闘の状況:自動車・電機の集中回答とNECの定昇のゆくえ

ほぼ出揃ったか.以下は東京新聞の記事「賞与、軒並み前年割れ 春闘 定昇は大半が維持」からの引用.ボーナスはどう比較するのがいいのかよくわからないなぁ.平均値で出されても年齢構成によって違うし,月数で出されても基準内の考え方でも違うし.


2012/02/03

日本からの海外留学生の減少は学生の内向き指向のせい?

共同通信の配信ニュースより.日経の記事が消えてしまったので四国新聞の記事をリンク.

2009年に海外留学した日本人は前年より6910人少ない5万9923人だったことが20日、文部科学省の集計で分かった。5年連続の減少で、ピークの04年と比べると約2万3千人(28%)減っている。文科省は「長引く不況と、就職活動の早期化から日本の学生の内向き志向が続いている」と分析している。
記事の元ネタは,文部科学省の「日本人の海外留学者数」及び「外国人留学生在籍状況調査」並びに「外国人留学生の10月渡日状況」についてと,日本学生支援機構の平成23年度外国人留学生在籍状況調査について-留学生受入れの概況-か.さらに文科省の調査は,経済協力開発機構(OECD)の「図表でみる教育(Education at a Glance)OECDインディケータ」がさらに元ネタになっている.

2012/02/02

「クラウドも知らないの」はパワハラ?,とまでは言ってないよな

「クラウドも知らないの」はパワハラ!厚労省が初定義,という記事がzakzakに.
「クラウドも知らないんスか…」。ITに詳しい若手社員にこんな、冷たい視線を浴びせかけられたことはありませんか? それってパワハラかも。
例によって釣りタイトルだが,どこを拡大解釈しているのかが気になったので,元資料を確認してみることに.


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