バブル後入社であまり贅沢し慣れておらず,チケット手配も普通ネットだろうという一般リーマンが,そろそろいい年になってきたので作れるようになった上級カードをどう使っていくのがいいか,身の丈にあった利用方法や少し背伸びした使い方を試行錯誤してみるブログです.

2011/05/17

ANA JCB PREMIUM の位置付け再考 ANA SFC カードとの比較(その1) ~継続・搭乗マイル

さて,だいぶ一時の興奮から醒めてきたところで,もうすこし冷静に今作ろうと考えていたカードについて比較考察してみたい.もともとこのブログで書いてきたように,私のメインカードはANA SFC JCB GOLD.最近はシティゴールドを取ったので,30万以上利用で年会費無料になるシティバンクダイナースカードと最近発行されたシティバンクセレクトVISAプラチナカードで初のコンシェルジュサービスを体験してみようかとか考えていたところだった.

ちなみに私の基本方針は,ポイントはできるだけマイルに交換して還元率を上げる.プラチナはちょっと試してみたい.SFCは既に持っている.といったことろか.あと特殊事情として,飛行機にはそこそこ仕事で乗る機会はあるものの,決裁は会社持ちという点がある.つまり,マイルは貯まるが決裁ポイントは貯まらない.

インビテーションを見てから検索してこのブログに辿りついた人達もいるようなので,少し基本に立ち帰ってこのカードの性格を分析してみる.本カードは基本的にはANAの上級カード+一般(JCB)の上級(プラチナ)カードの性格を持つ.これは,最初に紹介した記事に ANA SFC GOLD + JCB THE CLASS と書いたのとほぼ同じ意味.なので,ANA のマイルを貯めることに興味がない人,プラチナカードに興味がない人にはそもそも選択肢とならないカードだろう.したがって,他のANAカードと比べた実力,他のプラチナと比べた実力が次のポイントとなる.

まずは他のANAカードとの比較を見てみよう.今のところプレスリリースにもあるように,ANAカードラインアップの最上位であることは間違いない.ANAカードのラインアップによるとANAカードは一般・ワイド・ワイドゴールドの3つに大きく分かれており,ワイド・ワイドゴールドにはさらに年間の飛行機搭乗距離に応じて上級会員を達成した年にSFCを付与することできる.SFC取得への道については,先人達の豊富なブログがあるのでここではこれ以上触れない.SFC 修行,等でググっていただければ.

さて,これらカード間での差別化はこれまでは入会・継続ボーナスマイル,搭乗ボーナスマイルが中心で,だいたいこんな感じになっている.
  Normal Wide W Gold SFC Premium
入会・継続マイル 1000 2000 2000 4000 10000
搭乗マイル 10% 25% 25% 50% 50%
移行手数料(JCB) 2100 2100 0 0 0

これに加えてSFCだと優先チェックインだのSFC専用ダイヤルだのがあるが,これらは前年度の飛行距離に応じて与えられる上級会員向けのサービスと連動している.詳細はこのあたりを見ればわかるだろう.

ここで再度プレスリリースにある主要サービスを見てみる.「3.入会時ならびに毎年のカード継続時に10,000マイル、ANA便ご搭乗ごとに50%のボーナスマイルを進呈」は上述したとおりプレミアムでアップグレードされたサービスだろう.

残るANA系(と目される)サービスは,「5.ANA航空券購入時、マイルを通常の2倍付与(100円につき2マイル)」.これはANA AMEX GOLDについているサービスと同等なのかと思いきや,どうも少し違うようだ.ポイント種別や換算レートの違いでかなり複雑なことになっているので(その2)で説明を試みたい.「2.ANAの国内線ご利用時に、国内空港のANAラウンジが無料で利用可能」のラウンジ関連も同伴可・不可,ラウンジが(国内ANAラウンジ限定ということはsignetとかどうなるんだろうとか,意外に深い.これも続編で.

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