年末商戦に向けて業界では盛り上げようとの必死な思いが伝わってくるWindows8だが,PCそのものの市場が縮小している上に,タブレットが安価に投入されている中ではなかなか厳しい市場状況のようだ.
法人向けの用途で考えてみても,OSの安定性という観点で見る限りはWindows7がそれなりに安定している(Vistaに比べると)ので、無理に上げる必要もないし、ビジネス向けでは安定しているところに無理やりタブレット対応を突っ込んでるようにも見え、XPをひきずっていたり、うっかりVistaを導入してしまっていたりしない限りはまだ様子見だろうなというのが正直なところである。
もちろん新しい物好きの一技術オタクの観点からは,とりあえずいじっとく必要はあるなと思いつつ,OSだけ(比較的安価に手に入れる方法はあるようだが)手持ちのPCに入れても,タッチパネル等の肝心なところが使えないと意味なさそうだし,かといって19,800円のNexus7とか買っちゃってるので今更10万越えの家庭内決裁は下りないしなぁ,という感じだった.
というわけで,当分は様子見のつもりだったWindows8だが,なんとタイミング良くモニター利用のお話があったので飛びつかせてもらった.ということで,本記事はRipreモニターに参加中の記事になります.ちょっとレビュー期間が限られているので,どうしても第一印象限定になっちゃいますがご勘弁を.
■ てなわけで,第一印象をつらつらと
モニター当選通知の翌日,送られてきたのは東芝 dynabook R822/T8GS.もちろん最新の秋冬モデル.重さが1.49kgで12.5型ディスプレイということで,モバイルノートとしては少し辛い.もちろんタブレットとしてはもっと辛い.特に最近流行りの7インチタブレットだと片手で持てちゃったりするぐらいなのを見てしまうと,これはちょっと立ってどうこうするレベルではなく,腕で支える必要がある.