バブル後入社であまり贅沢し慣れておらず,チケット手配も普通ネットだろうという一般リーマンが,そろそろいい年になってきたので作れるようになった上級カードをどう使っていくのがいいか,身の丈にあった利用方法や少し背伸びした使い方を試行錯誤してみるブログです.

2011/10/10

中高での部活経験が生涯の体力維持に貢献すると言うが……

中高で運動部、生涯体力維持=未経験の20歳下と同レベルも-文科省体力調査という調査報告が出ている.そろそろ身体にガタが来はじめて,自転車だスロトレだとジタバタと抵抗を始めているロスジェネ世代であるが,そもそも体育会系アレルギーなこともあり,この手の運動部礼賛(それは言い過ぎだが)な記事には少し眉に唾をつけて見る癖が.ということで,元資料にあたってみることに.

ということでこちら,「平成21年度体力・運動能力調査結果の概要及び報告書について」が元ネタっぽい.運動部云々についてはこちらのpdfの最後のページに記載がある.20代で6点,30代で4点程度の差かな.運動しない人と週に1,2回程度運動する人の差のほうがだいたい一貫して5点程度と大きい(同じpdfの図4-1)ことを考えると,ちょっと結論は先走り過ぎかなという気がしないでもない.

まぁ,運動習慣重要,ということが言いたいのだろうけど,この結果を見て下手に学生時代運動してなったから駄目だと思うのではなく,週に1, 2回運動するだけでもそれくらいの差はぶっちぎれるぜ,と思ったほうが個人的に気分はいいのでそう思って頑張ることにする.文科省調査なので,小中学生あたりの教育カリキュラムを云々という目的な調査なんだろうとは思うが.

感覚的なものとして,同級生を見ていて下手に学生時代部活で脳筋にして頑張ってた人達よりも,30代も後半になってから知的にスポーツを健康維持のために楽しんでいるほうが体力の低下を押さえられるんじゃないかな,という俗説?みたいな感じか.

ついでにもう1年前の資料もざっと見てみたが,年齢層別の比較で昭和63年代生まれ:青少年の体力低下が顕著であった,平成5年~15年ころに小,中学生であった年代,昭和48年代生まれ:青少年の体力水準が高かった,昭和50年~60年ころに小,中学生であった年代,昭和33年生まれ:青少年の体力が向上傾向を示していた,昭和40年~50年ころに小,中学生であった年代,というラベリングが興味深い.小中学生は今年の調査では復調傾向にあるようだが.

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