元記事は消えそうなので引用しておくと,
2世帯住宅について「興味があり検討したい」と答えたのは33%、3人に1人で、年代別にみると20代が46%と最も高くなりました。なんか歯切れが悪いなぁと,少し元レポートを探してみることに.というわけで,最初に見つけたのは住宅新報の記事「二世帯住宅、関心高いのは20代」.ほぼ同じロジックで,Yahoo!Japanや,asahi.comにも記事配信されている.が,日付は2月頭と一ヶ月以上前.なんでこんなの掘り起こして来たんだろう.
また、20代で2世帯住宅を建てた人に2世帯住宅を選んだ理由を複数回答で尋ねたところ、最も多かったのが「家族がそばにいた方が安心」で47%、次が「経済的な負担を軽減できる」で35%でした。
20代ではほかの年代に比べて「経済的な負担を軽減できる」と答えた割合が高く、「親世帯が建設費の全額を負担した」というケースも59%を占めました。
調査を行った経営コンサルタント会社の加藤有さんは「この10年で平均所得は約50万円下がっている。2世帯住宅への関心の高さは、建設費用を親世帯に頼らざるを得ない状況が背景にある」と分析しています。
ざっと見た中で一番詳しく載っていたのは,不動産ジャパンの「住宅購入検討者の約6割が「二世帯住宅に興味あり」、資金の分担割合は理想と実態にギャップ」か.サンプリングが3年以内に住宅購入を予定している人と,二世帯住宅に居住中の人,それぞれ500人というのがかなり偏っているような.実際結果を見ても,購入者の資金比率は親世帯側で44.0%,子世帯側で37.9%が全額親側の負担だということだし.
まぁ,サンプル数が微妙な上に偏りを排除できていなようなので,この調査自体から言えることはあんまりなさそうだなというのが結論.NHKで1ヶ月後出しの記事にしては質が低いのがちょっと気になった.
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