特徴的な機能としては,シティリワードカードなら,土日3倍,海外2倍,リボ3倍,シテリワードワールドカードなら,土日3倍,平日2倍,海外3倍,リボ3倍.シティのポイントは還元率が悪く,amazon や楽天等の比較的換金性がいいポイントに変換しても,0.4%.ダイナースカードがあればそちらに交換して0.42%.ボーナス分が移行できるかどうかは不明.ここに対して倍率がかかるので,最大1.26%ぐらいは稼げる計算に.ただ,リボはキャッシュバックカードの記事にも書いたように,初回手数料が必ずかかるようなので現在の年率12%の手数料なら1%マイナスになる計算になり,ほぼボーナス分は吹っ飛ぶ計算に.このへんの計算例みても,やはり最初に一括で購入したものに対する手数料がかかるようなので,実質一括で手数料をゼロにすることはできないようだ.高還元カードとして見るなら,シティリワードワールドカードのほうがキャッシュバックカードよりもお勧めかもしれない.キャッシュバック上限,還元率条件とも曜日制限を除けばないようだし.
ところで本カードにはシティカードジャパンの公式ページからは読み取りにくい大きなメリットが隠されている.それは,マスターカードとしての標準サービスだ.詳しくはマスターカードジャパンのウェブサイトに掲載されているが,どうやらシティリワードカードはマスターカードのチタン(ゴールドの上でプラチナの下)に相当し,シティリワードワールドカードは,ワールド(国内発行では最上位)に相当するとある.チタン・ワールドの発行会社にそれぞれシティーカードジャパンの記載があることからも間違いないだろう.
これらのカードのマスターカードとしてのサービスにはあまり差はなく,どちらもMasterCard Taste of Premiumのサービス,国際線手荷物往復無料・旅館/ホテル/ジャズクラブ等優待・クルーザ/プライベートジェット優待・レストラン2名以上で1名無料,といったサービスは受けられる.ワールドのほうは期間限定のSPG(Starwood Preferred Guest)のゴールド優待がついている.それなりに人気の特典ではあるが,個人的にはこちらの記事にも書いたが,プラチナをSFC優待で取ったにもかかわらずいまいち使いこなせないままノーマルに落ちちゃったので,あまり魅力は感じない.
ただ,ゴールド以上相当のシティリワードが年会費3,150円,シティリワードワールドが年会費12,600円というのはマスターカードのブラック・プラチナ相当のカードがそれぞれ1クラス下のノーマル・ゴールド程度の年会費で持てると考えるとかなりお得だ.実際,「マスターカードとしては」同ランクのSBIワールドカードの年会費15万7,500円と比較すると破格だ.ただ,マスターカードの基本サービスだけではコンシュルジュや保険サービス等は含まれてないようで,これらは発行会社側の提供になっている模様だ.保険についてはそれぞれそれなりの保険がついているが,コンシュルジュについては記載がないので,提供されない可能性が高く,プラチナ以上カードとしての魅力は半減かなぁと.
ただ,シティリワードワールドのほうは通常のゴールドカードとして見てもラウンジ・還元率等は魅力的であり,シティリワードのほうはこのランクでレストランの2名以上で1名無料特典や手荷物往復無料はゴールドカードでもなかなか付帯されてない太っ腹サービスなので,こちらを目当てに取得しても十分元は取れそうだ.
総合的に見ての私の判断としては,グルメのやつはダイナースと多分かぶってる(委託先要確認)から個人的には元は取れないかな.海外旅行の予定があれば一発で元が取れそうなので,予定が立ったら申し込んでみようか.ワールドのほうのウェブ掲載外サービスの状況を他の人のレビューで確認後,どちらかの取得を検討したいなと思ったり.あ,あとはシティバンクカードとしての発行の可能性もあるな.ということでいずれにしても様子見モード.
追記: 委託先についての情報がわかったので,別記事立てました (2011.07.29)
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