- 金融庁、シティ日本法人に法令遵守態勢の報告徴求へ(ロイター)
- シティ銀、3度目の処分へ…資金洗浄対策に問題(読売新聞)
3度目とあるが,1度目はプライベートバンク部門が撤退する羽目になった,2004年の処分(金融庁ウェブサイトでの記載)で,プライベートバンク部門でかなり無茶をやっていたらしい.リンク先には支店長が18億円引っぱったり,地方公共団体から見せ金を使って融資を引き出したりというかなり具体的な例が記載されている.2度目は,2009年の処分で,シティバンクのウェブサイトにも掲載されている.こちらは主にマネーロンダリング関連の疑わしい取り引きを把握・届け出るための体制が充分に取れていない点に関する指摘のようだ.アメリカ側の体質なのか,日本の顧客側になにか理由があるのか.暴排法の施行とも関係あったりすると根は深そうだ.金融庁だから直接は関係ないのかも.10/1から適用される暴排法は条例なので,主体は東京都だし.
システム化は比較的進んでいる筈のこの銀行で,なんでそんなことになるのかはまぁ,いろいろあるんだろうけど,ちょっと金融庁側としても堪忍袋の尾が切れてもおかしくない状況ではある.別会社とはいえシティカードからの9万人の情報漏洩も先日報じられたところだし,先日書いた全体的な動きに関する不安感もあり,ちょっとメインバンクとしての機能を移すのはためらわれる今日この頃ではある.最近飛行機に乗らない業務になってきたので,メインカードをシティバンクダイナースかシティバンクセレクトVISAプラチナカード(引き落し口座はシティバンク縛り)あたりに移すことも検討しているのだけれど,ちょっと不安になるよねぇ.どうしたものやら.
キャンペーンの打ち出しをもう半年近くやめて、今更ながら自粛に徹してますが、そんな中、つい先日始めた経済情報のメルマガ配信サービスで1万人強の口座解約者のメールアドレスに勝手に配信しちゃったり・・・、ちょっとどうかしてます。
返信削除アジアでの重要拠点として、また他国での展開に向けてのトライアルとして、巨額の資金を投じて新スタイルの支店を作っていますが、これまた・・・。
苦境ですね。シティバンク ジャパン自ら、そちらに歩んでいるようにみえます。