バブル後入社であまり贅沢し慣れておらず,チケット手配も普通ネットだろうという一般リーマンが,そろそろいい年になってきたので作れるようになった上級カードをどう使っていくのがいいか,身の丈にあった利用方法や少し背伸びした使い方を試行錯誤してみるブログです.

2012/01/22

各カード会社グルメ系1名無料サービスの比較

グルメ・ベネフィットとして,JCB THE CLASS と ANA JCB カード Premium のみに付帯されていた指定レストランで2名食事をした場合に1名無料,というサービスがJCB ゴールド グルメ・ベネフィットとしてゴールド・ネクサスカード会員向けに有料開放されるとのニュースを「JCB THE CLASSと暮らす」の記事で知る.ゴールド,ネクサス会員が登録する場合は年会費21,000円とのこと.

この手のサービスは他社では通常プラチナ以上のカードに付帯されており,ダイナースだとエグゼクティブダイニング,Citi Select VISAプラチナだとシティダイニングセレクション,三井住友VISAプラチナのプラチナグルメクーポン等がある.また,最近登場したマスターカードのチタンに相当するシティリワードカードに付帯されている,MasterCard Taste of Premiumでも同様のサービスが受けられる.これらは提携先によって微妙にレストランのラインアップが異なるが,対象店舗数等それほど差はなく,おおむね似たようなサービスと言える.

で,コストパフォーマンスを考えると,JCB GOLDの年会費が10,050円.JCB THE CLASSの年会費が52,500円ということで,本サービスのためだけにTHE CLASSを取得するとすると,この21,000円を払ったほうがお得ということになる.まぁ,普通THE CLASSのメリットはコンシェルジュやメンバーズセレクションのほうが大きいので,あまりそういう人はいないと思うが.取得の敷居も結構高いようだし.

しかしながら,他のサブカードを持つことを考えると21,000円という価格は微妙だ.さすがにプラチナをもう1枚持つと,Citi Select VISA Platinum だと36,750円,三井住友VISAプラチナで52,500円というコストになるが,ダイナースだと15,000円,シティリワードカードだとなんと3,150円で似たようなサービスが受けられてしまう.また,ダイナースのほうは,シティバンクダイナースで条件を満たせば実質年会費無料にすることも可能だ.

ついでに店舗数も数えてみた.今回開放されるJCBのグルメ・ベネフィットでの店舗数は非会員には情報提供されていないため,リンク先のパンフレットから推測している.メンバーページにはpdfがあるようなので,提供頂けるかたはtwitter/Google+等で連絡を.(2012.01.24追記: と言っていたら,店舗一覧まで公開いただけたようです.多謝.)全体では51店舗.うち過半数の26店舗が東京.エグゼクティブダイニング(ダイナース)では,156店舗.うち57店舗が東京.シティダイニングセレクション(Citi Select VISA)では203店舗,うち79店舗が東京.MasterCard Taste of Premium(シティリワード他)では50店舗,うち25店舗が東京.プラチナグルメクーポン(三井住友VISAプラチナ)も非会員には情報なし.こちらの掲示板情報によると,86店舗,うち東京が33店舗とのこと.こちらのブログでも東京は33店舗となっているので,おそらく大きなずれはないだろうと.


以上まとめるとこんな感じか.というわけで,シティカードの回し者みたいな結論になってしまった.

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