- ○日本発ANA国際線ビジネスクラスへのアップグレード対象運賃拡大
- ○国際線ご搭乗時におけるANAアップグレードポイントのサービス拡充
- △「ANAご利用券(eクーポン)」の適用範囲拡大と制度の変更
- ○「国際線特典航空券」のANA SKY WEB機能改善と申込期限の延長
- ×「国際線特典航空券」発券手数料制度の導入
- ×3,000マイルで交換できるクーポン特典メニューの終了
こんな感じか.順に確認していこう.
1. はアップグレード対象運賃の拡大.現行に加え,エコ割スタンダードライト,エコ割3(タイプA),エコ割5(タイプA),エコ割7(タイプA)もアップグレード可能となる.タイプAはお値段高目なので,正直実質的な差はよくわからない.いちおう拡がったと主張しているので素直にそう受け取っておこう.
2. はアップグレードに付随するサービスの拡充.
国際線でのポイント利用でのアップグレードは出発日前日までに手続きする必要があったものを,当日変更可能になる.実際のところは搭乗手続き時にお願いすればこれまででもだいたい上げてくれていたのだが,外国語での交渉は疲れるのでありがたい変更ではある.
また,ダイヤモンドサービスメンバー限定のサービスとして,アップグレード対象外運賃でもアップグレードポイントを2倍使うことでアップグレードが可能になる.確かにDIAの人達はポイント余っているだろうからメリットは大きいだろう.
3. はeクーポンの利用先の拡充.これまで航空券にしか換えられなかったのを,ANA直販のパッケージツアーの代金にも利用可能になる.残念ながら@ホテルには使えないようだ.また,家族のマイルを合算した時の利用先がこれまでは特典航空券限定だったものをeクーポンに変換できるようになっている.その一方で,これまで12,000マイル→18,000円分のeクーポンだったレートが改悪.12,000マイル→15,000円分のeクーポンになっているのは残念.小口変換の3,000マイル→3,000円分のeクーポンはこれまでモバイルでのみ可能だったのを一般サービスにするようだ.
4. は国際線の特典航空券の空席待ちを2便分に,申込期限を7日前から4日前まで延長するというもの.国内線はやってくれないのか…….
5. 紙チケットの発券手数料を有料化する.インターネットからの発見だと無料なので,改悪,というほどのものではないんじゃないかなと.
6. 3,000マイルで交換できるクーポン,羽田空港タクシークーポン,ワタミお食事券が廃止.いずれも3,000マイルが2,000円分という悪レートだったので,3,000マイル→3,000円分eクーポンが導入されたことによって実質的に意味を失っているので,これも改悪というほどのものでもない.
ということで,実質的な改悪はeクーポンの交換レートの悪化部分ぐらいかな.eクーポンの適用領域が拡がっているので,やむなしというところでもある.今のうちに好レートで交換しておくべきか悩む…….ちなみに有効期限は1年間なので,同様の企みの人は注意.
サービス改善は国際線をヘビーに使う人向け.特にDIAのメリットは大きいなぁ.
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