バブル後入社であまり贅沢し慣れておらず,チケット手配も普通ネットだろうという一般リーマンが,そろそろいい年になってきたので作れるようになった上級カードをどう使っていくのがいいか,身の丈にあった利用方法や少し背伸びした使い方を試行錯誤してみるブログです.

2011/12/31

シルク・ドゥ・ソレイユ シアター東京 ZED

震災不況の影響なのか,今年一杯で長期契約を打ち切って劇場も閉鎖するシルク・ドゥ・ソレイユ シアター東京 ZEDを観覧に.思い立ったのが11月下旬だったので,さすがに休日のチケットは残ってないかなと思っていたが,さすがオフィシャルスポンサーのJCB.専用チケットサイトからの購入時には多少チケットを余分に押さえたあったらしく,12/25(日)のチケットが取れた.ちなみに取ったのはバリューチケットという5,900円のチケット.バリューチケットエリア内での最前列が取れたので,レギュラーチケット(9,500円)での微妙な位置よりも楽しめたんじゃないかと思っている.


震災影響下の東京ホテル事情」の中でも触れたが,オリエンタルランド自身は周到な保険をかけていることから,おそらくは単なる撤退の言い訳を探しているのだろうなと思っていたが,どうやらその通りのようだ.以下は日経2011年7月25日の記事よりの引用.
2008年10月の開演以降、赤字を脱却できなかった。事業の黒字化は開演後3年目と計画していたが、東日本大震災で団体客のキャンセルが相次ぎ、収益改善を見込めなくなった。シルク社との業務提携は解消する。


確固たる情報源は見つけられなかったが,どうやら10~12年の契約が結ばれていた模様.開演以来赤字ということは引き際を探っていたとも想像できる.


このJCB公式スポンサーモニュメントも,


当然この劇場自体も取り壊しかと思うともったいない.

ちなみにショー自体はなかなか期待以上だった.別にこの手のショーを見慣れてるわけではないので,単なる素人の感想だけれども.目につくところでは失敗もなかったと思う.最終公演を控えて観客も演者もテンションが高かったという効果もあるのかもしれない.ネット上の感想を見ると12月に入ってから何度も繰り返し見に来ている人達もいるようだ.宝塚とか四季のノリなのだろう.今回の公演でも最前列でジャンプしながら演者とタッチを交わしているハイテンションな人も見えた.そこまでの情熱はないが,シルクドソレイユの他の講演を見に行きたいなとは思えた.ブルーマンよりはお勧めかも.

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