「震災影響下の東京ホテル事情」の中でも触れたが,オリエンタルランド自身は周到な保険をかけていることから,おそらくは単なる撤退の言い訳を探しているのだろうなと思っていたが,どうやらその通りのようだ.以下は日経2011年7月25日の記事よりの引用.
2008年10月の開演以降、赤字を脱却できなかった。事業の黒字化は開演後3年目と計画していたが、東日本大震災で団体客のキャンセルが相次ぎ、収益改善を見込めなくなった。シルク社との業務提携は解消する。
確固たる情報源は見つけられなかったが,どうやら10~12年の契約が結ばれていた模様.開演以来赤字ということは引き際を探っていたとも想像できる.
当然この劇場自体も取り壊しかと思うともったいない.
ちなみにショー自体はなかなか期待以上だった.別にこの手のショーを見慣れてるわけではないので,単なる素人の感想だけれども.目につくところでは失敗もなかったと思う.最終公演を控えて観客も演者もテンションが高かったという効果もあるのかもしれない.ネット上の感想を見ると12月に入ってから何度も繰り返し見に来ている人達もいるようだ.宝塚とか四季のノリなのだろう.今回の公演でも最前列でジャンプしながら演者とタッチを交わしているハイテンションな人も見えた.そこまでの情熱はないが,シルクドソレイユの他の講演を見に行きたいなとは思えた.ブルーマンよりはお勧めかも.
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