プライベーバンキング業務の譲渡については2012年中ごろに完了する旨がウェブサイトに掲載されている.
今回の決定は、プライベートバンキング事業の位置づけの総合的な見直しによるものであり、これはHSBCグループが現在世界各地で実施している事業再編の一環として行われたものです。なお、HSBC Japan の他のサービスにはなんら影響を及ぼすものではありません。ともあるわけだが…….
先日の記事にも書いたとおり戦後間もなくから証券業務をしているようなので,たかだか4年のHSBCプレミアの失敗で完全撤退ということはないだろうが,あの鳴物入りで作ったHSBCプレミアセンターはどうするのだろう.買い手が見つからない場合同事業の閉鎖もありうるということなので,ちょっともったいないことにもなるかも.顧客はどこに流れるのだろうか.
Bloombergの記事では日本の状況を以下のように分析している.
外国勢ではHSBCのほか、米シティグループや英スタンダードチャータード、国内勢ではみずほや三菱UFJなどの大手銀行グループが富裕層業務を積極的に展開している。マス顧客層と呼ばれる1000万円以上顧客向けのサービスを提供しているところというところか.あれ,スタンダードチャータードは2,000万円以上だったかな.みずほもみずほプレミアムクラブ(1,000万円以上) 上位サービスでBrilliantなんてのをはじめているようだ.なんだかんだでシティバンクが抜群の安定度を見せている.ようやく行政処分も明けたことだし,そろそろ魅力的なキャンペーンでも打って欲しいところだ.
2012.02.23追記: とか言ってたら,日経新聞に「富裕層向けサービス、HSBCが日本撤退」撤退報道が.別記事を起こしたのでこちらを参照.
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